SEO対策に興味を持ち始めると、自分でできる分のSEO対策のやり方とかかる初期費用の平均が気になりますよね。自分でできるSEO対策のやり方はこちらです。
- Googleマイビジネスに登録とサーチコンソールにサイトマップを送信
- 主要ページの内容を充実させ、UIUXを強化
- 主要キーワードに関連するコンテンツを増やす
この記事を見ることで自分でもできるSEO対策やかかる初期費用を知り、コツコツと成果のために施策できるでしょう。
この記事の執筆者
監修者
北原 述
株式会社エレメントでWEBマーケティングを学ぶ。現在は独立し、WEBマーケティングのSEOコンサル及び、他にバーチャルオフィスや卓球場の経営、他にも多数のメディアを運営中。
SEO対策の初期費用の平均は?
SEO対策をするためには下記の3つの方法があります。
- 自分で分析・対策する
- SEO対策を請け負っている会社に依頼する
- SEO対策を請け負っている個人(フリーランス)に依頼する
それぞれ初期費用が必要になる場合があります。とくに会社や個人事業者に依頼する場合は契約金のような費用がかかることもありますのでチェックしておきましょう。
自分でSEO対策する場合の初期費用の平均
自分でSEO対策する場合の初期費用は、多くの場合かかりません。
SEO対策にはサイトの訪問者数やユーザーの行動を分析するツールが必要ですが、無料で使えるものでも十分に役立つでしょう。
ただしオウンドメディアやブログ、ホームページをこれから立ち上げたいのであれば、レンタルサーバーとドメインを取得する費用がかかります。月間で1,000円程度かかると考えておきましょう
会社に依頼してSEO対策する場合の初期費用の平均
SEO対策を会社に依頼する場合は、初期費用が必要になる場合があります。依頼する企業の規模にもよりますが、平均費用は5万円〜30万円です。
おもに検索上位を狙いたいキーワードの検索ボリュームを調査したり、集客したいサイトの現状を分析するための費用と考えていいでしょう。
会社によっては契約金として初期費用が必要になることもあります。最低契約期間と解約金を定めている会社も多いので、SEO対策を企業に依頼する場合はまとまった費用がかかると考えた方が良いですね。
個人(フリーランス)に依頼してSEO対策する場合の初期費用の平均
個人(フリーランス)でSEO対策を請け負っている方に依頼する場合は、依頼する相手によって大きく変わります。平均費用は依頼する相手にもよりますが、安ければ1万円〜2万円、高いと10〜30万円と考えておきましょう。
ただ、個人(フリーランス)は、相手によってSEO対策の内容が大きく異なります。安いからというだけで選ぶと全く効果が無いまま終わってしまう事もあるので注意が必要です。
ちなみに個人(フリーランス)のSEO対策事業者を探すためにはランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサービスを使用したり、知り合いの紹介、SNSなどで直接オファーするなどの方法があります。
SEO対策は個人には意味ない?
SEO対策は専門家や企業に依頼すればそれなりに費用がかかり、長い時間が必要になるイメージがありますよね。では、個人でSEO対策をするのは不可能なのでしょうか。
個人でのSEO対策が難しいケースと効果があるケースがありますので、解説していきます。
個人規模だとSEO対策を継続できず、意味なく終わってしまう事も
個人でできる範囲のSEO対策は、ほとんど意味がないこともあります。なぜならSEO対策には膨大な時間と労力が必要になるからです。
サイト全体や記事ひとつひとつを分析して対策するにはかなりの時間がかかりますし、施策ごとの効果もこまめに分析しなければなりません。競合するサイトのデータ収集にも手間がかかりますし、自サイトのコンテンツが多い場合にはなおさら作業が追いつかないでしょう。
SEO対策を個人で行うと一般的に成果が出るまでに半年や1年間はかかります。結局効果が出るまで継続できないケースが多いのが現実です。
個人でも適切なSEO対策を継続できれば効果は出る
個人でもSEO対策で効果を出すことはできます。勝ちやすい分野を見つけ、適切なコンテンツをコツコツと作り続けていけば成果は出ます。
キーワードを整理し、ユーザーの満足度を高くする事を目的にコンテンツを書いていけば時間はかかっても効果は必ず出ると言えます。効果がでない場合は戦略が間違っていると考えた方が良いです。
上記のような改善は「ホワイトハットSEO」と呼ばれる手法で、健全なSEOの形になります。一度検索順位が上がればその後順位が安定しやすいSEO対策の一つです。
自分でできるSEO対策のやり方は?
では自分でできるSEO対策にはどんなものがあるでしょうか?具体的な方法を3つ挙げてありますので、知らないやり方があればまず試して見てください。
Googleマイビジネスに登録とサーチコンソールにサイトマップを送信
自分で手軽にできるSEO対策として、Googleマイビジネスへの登録と、サーチコンソールへのサイトマップの送信があります。
Googleマイビジネスに登録すると実在する事業であることが担保され「信頼性の高いサイトである」ということを検索エンジンに示すことができます。Googleマップに事業所や店舗の情報が掲載されることになるので、もちろん実店舗への集客も見込めます。
サーチコンソールにサイトマップを送ると、サイトやコンテンツの存在をGoogleに認知してもらうようアピールできます。
コンテンツの新規投稿がインデックスされる(検索エンジンに発見される)までには何ヶ月もかかりますから、コンテンツを少しでも早く見つけてもらえるように、必ずサーチコンソールにサイトマップを送りましょう。
主要ページの内容を充実させ、UIUXを強化
UIはユーザーインターフェイス、UXはユーザーエクスペリエンスのことです。大まかに言えば下記のようにサイトのクオリティの高さを示す用語です。
- サイトが見やすい、使いやすい
- 内部リンクの導線がわかりやすい、知りたい情報に辿り着ける
- 情報がわかりやすい、信頼できる
UIUXを強化すれば滞在時間を長くしたり、サイト訪問者の満足度を高めることができSEO対策に繋がります。サイトのデザイン、フォントの見やすさ、内部リンクを設置する場所、記事の構成などをいま一度見直しましょう。
主要キーワードに関連するコンテンツを増やす
現在は、Googleのアルゴリズムの判断基準に「網羅性」が指標として含まれています。そのため、ユーザーが求めている情報に対して質の高いコンテンツを数多く用意しておく事がSEO対策にも有効だと言われています。
また、こまめに更新されているサイトはユーザーのリピート率も上がりやすく、グーグルの評価を受けやすくなります。更新頻度も意識してコンテンツを増やしていくと良いでしょう。
例えば「SEO対策」というキーワードを狙うにしても、「SEO対策」というキーワードの記事だけ書いて終わりではなく、「SEO対策 初期費用」枝分かれした関連コンテンツを増やしていくことが効果的です。
関連コンテンツは、枝葉の部分になるにつれ、検索ボリュームが少なくなりますが競合も少なくなっていきます。そのため、関連コンテンツの枝葉部分は上位表示しやすく、個人規模でSEO対策をする方におすすめのキーワードです。
SEO対策にかかる料金を抑えるには?
可能な限り、自身でSEO対策を実施
まずは自分でできることを模索して試してみましょう。対策をしていくうちにSEOについて詳しくなっていけば「この作業は自分ひとりでは難しいな」と感じる部分が出てくるので、その時に外注化若しくはSEO対策コンサルへの打診を検討してみましょう。
いきなりSEO対策コンサルに依頼してしまうと、時間はかからないですが費用間の相場が分からない状態で依頼する事になり、納得のいかない形になってしまうリスクが高まります。
できるだけ損を減らしたい方や、SEO対策の進捗状況をしっかり管理したい人などは、SEO対策コンサルへ依頼するよりも、部分的に外注化する方がおすすめです。
個人(フリーランス)にSEO対策を依頼
自分では知識や経験が足りない、時間や労力を費やせない、といった場合に個人(フリーランス)にSEO対策をお願いするのもおすすめです。
個人(フリーランス)の場合、依頼する項目を絞ればそれだけ費用を抑えることができますし、企業コンサルに比べて少量のSEO対策からでも請け負ってくれます。
相当な実績を持つ個人(フリーランス)に依頼すると高い料金がかかりますが、まだ実績の少ない個人(フリーランス)に依頼すると安く依頼しやすいです。紹介などで依頼するのがおすすめです。
まとめ:自分でできるSEO対策のやり方と初期費用の平均
いかがでしたでしょうか。自分でできるSEO対策のやり方と初期費用の平均額について紹介してきました。自分でできるSEO対策は、下記になります。
- Googleマイビジネスに登録とサーチコンソールにサイトマップを送信
- 主要ページの内容を充実させ、UIUXを強化
- 主要キーワードに関連するコンテンツを増やす
初期費用は自分自身でSEO対策していくのであれば月額1,000円程度、企業に依頼するなら5〜30万円、個人(フリーランス)に依頼するなら安い時で1〜2万円、高い時で10〜30万円と考えておくと良いでしょう。
最後まで見たあなたは、この記事を見た事で自分でもできるSEO対策やかかる初期費用を理解できた筈です。すぐ依頼して丸投げではなく、コツコツと成果のために施策できる未来をおくる事ができるでしょう。