SEO対策にかかるコストの平均は？費用対効果は？自分でもできる？

SEO対策に興味を持ち始めたタイミングでSEO対策にかかるコストの平均と費用対効果がどうか、自分でもできるのか気になりますよね。

この記事を見ることでSEO対策にかかるコストやその費用対効果を理解し、納得した上で対策を進めて効果が出るでしょう。

この記事の執筆者

監修者

北原 述

株式会社エレメントでWEBマーケティングを学ぶ。現在は独立し、WEBマーケティングのSEOコンサル及び、他にバーチャルオフィスや卓球場の経営、他にも多数のメディアを運営中。

SEO対策にかかるコストの平均は？

SEO対策にかかるコストの平均は、誰がSEO対策をおこなうかによっても異なります。ここからは、SEO対策にかかるコストについて詳しくご紹介していきます。

自分でやった場合のSEO対策にかかるコストの平均

SEO対策は自分でやることもできます。その場合、かかってくるコストはほとんどありません。実際に個人事業主や個人ブロガーは、自分でSEO対策をしている場合がほとんどです。

ですが、ここで1つ頭に入れておいてほしいのが、SEO対策はやれば必ず成果が出るというものではないということです。いくら記事コンテンツを書いてもアクセスが集められず、辞めてしまったという声はよく聞きます。

個人（フリーランス）に依頼した場合のSEO対策にかかるコストの平均

SEO対策を個人（フリーランス）に依頼した場合のコストの平均は、月5万円〜月10万円ほどです。かかるコストは外注するサービスや個人によっても異なるので、外注する前に複数の個人（フリーランス）を比較してみるのがいいでしょう。

ちなみに、個人（フリーランス）にSEO対策を外注した場合、企業へ外注するよりも低いコストでSEO対策を依頼することが期待できます。1時間の対面コンサルで5000円、SEO対策の記事構成づくりで3000円など、スポットで依頼できる低コストなサービスも用意されているからです。

企業に依頼した場合のSEO対策にかかるコストの平均

SEO対策を企業に依頼した場合のコストの平均は月10万〜50万円ほどで、大手の企業では100万円を超える場合もあります。それに加え、多くの企業では初期費用が数十万円かかることがほとんどです。

SEO対策を企業に依頼する場合は『月額固定型』で支払う場合が多く、長期的にサポートしてもらえるのが特徴です。同じサービス内容でも企業によってコストが異なるのは、企業が力を入れている分野の違いや、企業規模が違うからです。

SEO対策の費用対効果は？

SEO対策は、年々費用対効果は下がりつつあるのが実情です。シンプルに競合が増えており、以前よりも高い品質と量が求められているためです。

本当に適切なやり方でSEO対策を続けていけばいつか成果を出ますが、例えば単価が低く競合が多い分野では検索順位が上がったとしてもかかった時間や費用の方が高くなり費用対効果として悪いと言えるでしょう。

自分でできるSEO対策は？

自分でできるSEO対策は「Googleビジネスプロフィールに登録」「UIUXの強化」「コンテンツを増やす」などの方法があります。以下で詳しくみていきましょう。

拠点があるならGoogleビジネスプロフィール（旧：マイビジネス）に登録

Googleビジネスプロフィール（旧：マイビジネス）とは、Googleが提供する無料のローカルビジネスサービスのことです。

Googleで検索されたお店のメニュー・口コミ・経路・Webサイトなどを表示・管理することができるツールで、拠点がある事業者は積極的に使っていきたいサービスです。ビジネスプロフィールには、以下の手順で登録できます。

• ビジネス名・カテゴリを入力
• ユーザーが訪れることができる場所を追加
• 所在地を入力
• 出張型サービスの有無を選択
• 電話番号・URLを入力
• オーナー確認

Googleビジネスは店舗集客力に長けており、SEOにも効果があると言われているので、拠点がある人はぜひ登録してみましょう。

主要ページの内容を充実させ、UIUXを強化

UIとは、ユーザーの視覚に入ってくる『文字』『デザイン』『レイアウト』など「画面に表示されている全てのもの」のことです。一方、UXとは、Webサイトを利用したときの『文字の見やすさ』『返信の丁寧さ』『使い勝手の良さ』など「サービスを通してユーザーが感じたこと全般」を意味しています。

UIUXを強化させるとユーザーの満足度をあげることにつながり、潜在顧客を増やすことが期待できます。UIUXの強化はページの見やすさや使いやすさなどの『機能性』や、ユーザーが何を求めているかなどの『ユーザーの気持ち』を考えてページを作成するのがいいでしょう。

主要キーワードに関連するコンテンツを増やす

コンテンツを増やす際は、常に主要キーワードを意識するように心がけましょう。効率的なコンテンツづくりは、以下の5ステップで進めることができます。

• 販売している商品・サービスに関連するキーワードを調査
• Googleキーワードプランナーやサジェストツールで更に洗い出し
• 検索ボリュームが多く、競合が少ないキーワードから順に着手
• 記事毎にペルソナ設計し、コンテンツを制作

コンテンツを増やす際にぶち当たりやすいのが「ネタ切れ」という壁です。この5ステップを意識することでネタ切れのお悩みも少なくなると思うので、集客や売上げアップを期待できるコンテンツを増やしたい人はぜひ参考にしてみてください。

個人事業主の場合SEO対策はどの勘定科目になる？

SEO対策はオンライン集客を目的として経費が発生するため、勘定科目は「広告宣伝費」として計上されるのが一般的です。ただし、SEO対策にはさまざまな内容があるため、勘定科目を細目ごとに仕訳する場合もあります。

SEO対策の細目には「広告宣伝費」の他に「業務委託費」「通信費」「手数料」などがあげられます。仕訳内容は個人によって異なり、たとえばSEOコンサルを頼まなかった場合は「業務委託費」や「手数料」をカットすることができます。

まとめ：SEO対策にかかるコストの平均は？

いかがでしたでしょうか。SEO対策にかかるコストの平均について紹介してきました。SEO対策にかかるコストの平均は下記となります。

• 自分でSEO対策をした場合は費用的なコストは殆どかからない（月1,000円程度）
• 個人（フリーランス）に依頼した場合のコストの平均は、月5万円〜10万円ほど
• 企業に依頼した場合のコストの平均は月10万〜50万円ほど

この記事を見たあなたは、SEO対策にかかるコストやその費用対効果を理解し、納得した上で対策を進める事ができるでしょう。