SEOやWEBマーケティングについて興味を持ち始めたタイミングでSEOとWEBマーケティングの違いとは何か気になりますよね。
- SEO対策は「WEBサイトを検索結果の上位に表示させてアクセスを集めること」、WEBマーケティングは「検索順位に拘らずアクセスを集め購入してもらうこと」
- 未経験からWEBマーケターになるには、WEBマーケティング会社に就職する、若しくは売上実績を作りフリーランスとして案件を獲得していく
この記事を見ることでSEOとWEBマーケティングについてしっかり理解する事ができ、初心者脱却できるでしょう。
この記事の執筆者
監修者
北原 述
株式会社エレメントでWEBマーケティングを学ぶ。現在は独立し、WEBマーケティングのSEOコンサル及び、他にバーチャルオフィスや卓球場の経営、他にも多数のメディアを運営中。
目次
SEOとは?何の略?目的は?
SEOとは『検索エンジン最適化』の略称で、検索エンジンを使ってWEBサイトへの流入を促すためのものです。ここからは、SEOについて詳しく解説していきます。
SEOとは?何の略?
SEOとは『Search(=検索)Engine(=エンジン)Optimization(=最適化)』の頭文字をとった略称のことです。
SEOのポイントは、検索エンジンでユーザーがどのキーワードを使って検索するかを探り、目的に合ったWEBサイトに導くことです。
現在は、WEBサイトから成約になるサービスも多く、検索順位を高くする事を数多くの個人から企業に至るまでが競っています。
SEO対策の目的は?
検索結果の上のページに顧客のWEBサイトを表示させ、より多くのユーザーに顧客のWEBサイトを見てもらえるよう導くことがSEO対策の目的です。検索結果の表示順位が高ければ高いほど、WEBサイトへのクリック数は多くなります。
WEBサイトの運営目的にもよりますが、どれだけ素敵なWEBサイトをつくってもユーザーにみてもらえなければ意味がありません。よくWEBサイト運営者という人がいますが、その殆どにSEO対策が含まれていると考えて良いでしょう。
多少雑な物言いになってしまいますが、大量のアクセスを集める事ができればどのようなキーワードであったとしても利益に繋げる事ができます。
SEOとWEBマーケティングの違いとは?
SEO対策は「WEBサイトを検索結果の上位に表示させてアクセスを集めること」、WEBマーケティングは「検索順位に拘らずアクセスを集め購入してもらう」です。
基本的な商売の流れは、商品やサービスを知ってもらって購入してもらう形になりますが、WEBマーケティングはWEB媒体を中心に周知から販売まで進めます。
SEO対策もWEBマーケティングの周知の部分の手法の一つとなります。SEO対策の他にWEB広告やSNS、メルマガなどもWEBマーケティングに含まれます。
未経験からWEBマーケターになる方法とは?
結論からいうと、未経験でもWEBマーケターになることは可能です。未経験からWEBマーケターになるには、WEBマーケティング会社へ就職するか、フリーランスのWEBマーケターとして活動するという方法があります。
WEBマーケティング会社へ就職
WEBマーケティングの知識やスキルは学ぶだけでは身につけることができません。習うより慣れろの精神で、より多くの実践に時間を費やした方が、WEBマーケターとしてより成長していけるでしょう。
その点で、WEBマーケティング会社へ就職するという選択は、スキルの獲得や実績づくりにおいて非常に有効です。実は、未経験者OKのWEBマーケティング会社もたくさんあります。
未経験からWEBマーケターを目指している人は、自分に合っていそうだと思う会社に就職や転職をし、着実に実力をつけていってもいいかもしれません。
勉強しフリーランスで案件を受注
未経験からいきなりフリーランスのWEBマーケターとして活躍するのは、就職してからWEBマーケターになるよりもハードルが高いです。ここからは、どのようにしてフリーランスのWEBマーケターになれるか方法を紹介していきます。
独学で自身でマーケティングを実行
初心者がWEBマーケティングを学ぶおすすめの方法は、自身でWEBサイトを作り実際に勉強しながら売上を出していくことです。
個人でもスタートしやすい代表的なやり方としては、ASPサイトを登録しアフィリエイト商材を取り扱って実際に売上実績を作る事です。
アフィリエイトは単価が低く競合も多いので、稼ぐことは難しいですが売上実績が作れればWEBマーケターとして動くことは十分可能となるでしょう。
WEBマーケターに求められるのは、知識は勿論ですが実際に成果を出す事ができるか否かなので難易度は高いですが、自身で実績を作るのが効果的だと言えます。
WEBマーケティングスクールで学習
独学が難しい人は、スクールに通ってWEBマーケティングを学ぶ方法がおすすめです。不明点や疑問点が出てもすぐに講師に質問することができますし、スクールの仲間と士気を高め合ってモチベーションを保つこともできます。
また、スクールに通うことで就職や転職のサポートをしてもらえる場合もあります。独学に比べるとコストはかかりますが、独学で行き詰ったらスクールに通うといった選択もありです。
ただ、WEBマーケティングスクールで学んでも一切実践に移る事なく、学んだ事で満足してしまうとWEBマーケターとして活動する事は難しいです。競合が増えている分野なので、知識だけでは活躍できないのが実情です。
SEOとWEBマーケティングに必要な資格は?
WEBマーケターになるために必須な資格はありませんが、資格を持っていると就職や転職の際に有利です。WEBマーケティングの資格について、以下で詳しく紹介します。
資格が無くてもSEOとWEBマーケティングの案件を受注できる
実際のところ資格がなくてもWEBマーケティングの案件を受けることはできます。
企業に就職している場合は企業の看板があるので資格がなくても案件を受ける事は難しくなく、資格が必要となるのは基本的にはフリーランスと考えておいて良いでしょう。
フリーランスの場合は、そもそも信用が少ないので実績があっても案件を受けるのは難しくなります。WEBマーケティングに関する資格があるとその信用の少なさを穴埋めできるようなものと考えておくと良いかもしれません。
あると有利なSEOとWEBマーケティングの資格は?
WEBマーケターを目指す際に有利になる資格には、以下のようなものがあります。
- マーケティング・ビジネス実務検定
- ネットマーケティング検定
- ウェブ解析士
- IMA検定
マーケティングは「製品戦略(Product)」「宣伝広告コミュニケーション(Promotion)」「価格(Price)」「流通(Place)」の4つのPが基本で、「3C分析(市場・競合・自社)」をもとに戦略を立てていきます。
今回紹介した資格はそういった知識を高めることができるものなので、WEBマーケティングの仕事に役立てることができるしょう。
まとめ:SEOとWEBマーケティングの違いとは
いかがでしたでしょうか。SEOとWEBマーケティングの違いについて紹介してきました。
双方の違いとして、SEO対策は「WEBサイトを検索結果の上位に表示させてアクセスを集めること」、WEBマーケティングは「検索順位に拘らずアクセスを集め購入してもらうこと」です。
この記事を見たあなたは、SEOとWEBマーケティングについてしっかり理解する事ができたはずです。興味が出た場合は、WEBマーケターになるため動き出しましょう。